バイナリーオプションにパーレー法を活用するのはどうなのか?

バイナリーオプションのようなギャンブル的なイメージのある投資においては、効果的な投資戦術が議題に上がります。そのひとつに「パーレー法」といった投資手法がありますが、ご存知でしょうか?パーレー法は本来カジノのようなギャンブルにおいて活用される戦術なのですが、バイナリーオプションにも有効なのでしょうか?

今回は、バイナリーオプションとパーレー法との関係について、さらにはパーレー法以外の投資手法についても見ていきたいと思います。

パーレー法とは?

バーレー法とは、逆マーチンゲール法とも呼ばれる投資手法です。勝った時に掛け金を2倍にするといったもので、連勝すると大きな利益を出せるものです。掛け金が高いので勝てば当然利益が大きくなりますし、連勝するとさらに利益は増大します。しかしながら、負けた瞬間にそれまでの利益がすべて失われてしまうリスクがあります。

投資回数 賭け金 結果 損益
1 1 勝ち +$1
2 2 勝ち +$3
3 4 勝ち +$7
4 8 負け -$1
5 1 勝ち ±0

たとえば、上の表を見てもらうとわかりやすいと思いますが、掛け金を倍にして3回目まで投資を行うと+$7を手にすることができますが、4回目で掛け金の倍の$8を掛けて負けると-$1となってしまいます。そして5回目にまた$1で投資を行って買った場合、±0となります。

パーレー法のメリット

パーレー法のメリットとして、投資金額が少なくても連勝すれば利益を増やしていくことができる点です。勝ち続けることでどんどん利益が増えていきます。こつこつと利益を出していくタイプの投資手法と違って、一気に短時間で利益を出していくタイプの投資手法である点がパーレー法の特徴でもあります。

パーレー法のデメリット

パーレー法は連勝し続ければ多大な利益を得ることができますが、一度でも負けると利益は0となってしまいます。投資において勝ち続けるのということは絶対にありません。そのため、どこで負ける確率が高くなるかを想定し、連勝しているどこかのタイミングでドロップアウトすることが必要です。

パーレー法のやめるタイミングとは?

先ほどデメリットでも述べたように、投資し続けてもどこかで必ず負けることは想定しなければなりません。下記の表のように、7回連続で勝つ確率は1%を切ります。3連勝でもわずか12.5%という勝率しかないのですから、連勝するということがいかに難しいかがわかります。

投資回数 連勝する確率
1 50.00
2 25.00
3 12.50
4 6.25
5 3.12
6 1.56
7 0.78
8 0.39
9 0.19
10 0.09%

パーレー法を活用したバイナリーオプションのシミュレーション例

バイナリーオプションはギャンブルではないので、単純に連勝が続くがどうかは市場の動向や為替などの動きによっても変化します。例えばペイアウト率が2.0倍のバイナリーオプションで投資を行った場合には、以下のような利益を得ることができます。もしこれで7連勝した場合には1,000円が約13万円になるわけですから、期待せずにはいられませんが、現実的には4連勝ぐらいの段階でいったんストップし、また1からスタートする方が利益を残しやすくなります。ペイアウト率が高ければ回数を減らしても利益が出やすいですし、ペイアウト率が低ければ回数を重ねないと利益が得られないのがパーレー法を利用する際に考えるべきポイントです。

回数 投資金 利益
1 1,000円 2,000円
2 2,000円 4,000円
3 4,000円 8,000円
4 8,000円 16,000円
5 16,000円 32,000円
6 32,000円 64,000円
7 64,000円 128,000円

他にも活用したい投資手法について

パーレー法以外にもバイナリーオプションで活用できると投資手法はいくつかあります。ここでそのいくつかを紹介しておきましょう。

グッドマン法

グッドマン法とは、勝利した時や連勝している時の利益を手元に少しずつ残しながら攻めていく、ディフェンシブ型の投資方法です。カジノなどギャンブルの場で使われることが多い手法のようで、別名は1235法とも呼ばれています。これは1235の順番に金額を増やしてくためそう呼ばれるようですが、1ドル→2ドル→3ドル→5ドルといった具合に掛けていくものです。勝った場合はそれでいいですが、負けた場合には一度リセットとなり、また1ドルからスタートするわけです。5以上にはならず、連勝を続けると5でかけ続けることとなります。

モンテカルロ法

モンテカルロ法とは、最後まで実行できた場合には必ず利益が出る、という考え方に基づいた投資手法です。マーチンゲール法に似てはいますが、3倍のペイアウト率がある取引においては効果があるとも言われています。ただし、バイナリーオプションで現在のところ最も高いペイアウト率はハイローオーストラリアの2.3倍とも言われていますので、その理論からするとモンテカルロ法はバイナリーオプションに向きません。

マーチンゲール法

マーチンゲール法は、ギャンブルでよく使われる投資手法です。マーチンとも呼ばれます。取引に負けた際に、掛け金を倍にするともので、「倍プッシュ」と言われているものです。例を挙げると、1,000円を掛けてもし負けた場合には、次回2,000円を掛けます。さらに負ければ4,000円、8,000円という形で負けた金額のさらに倍の金額を掛けていきます。これがマーチンゲール法です。

ダランベール法

ダランベール法とは、ピラミッド法とも言われる投資手法で、負けたら掛け金を1増やし、買ったら掛け金を1減らすといったものです。攻めの投資手法というよりは守りの投資手法ということでグッドマン法に近い考えかもしれません。

これらの投資手法は、カジノなどのギャンブルでよく使われる手法ですので、バイナリーオプションといった金融投資に完全に当てはまらないものもあります。しかし戦略として知っておくことで、困った時に役に立つこともあるかもしれません。ぜひ知識として持っておきましょう。

ダイバージェンス

ダイバージェンスとは「逆行現象」と言われるもので、ローソク足とオシレーター系のインジケーターが実際の相場と逆に向かって動く状態のことを言います。通常はローソク足とインジケーターは連動して動くため、ローソク足が上昇するとインジケーターも上昇します。ただ、まれにローソク足が上昇したのにインジケーターが下降する、ローソク足が下降したのにインジケーターが上昇するといったことが起きることがあり、その状態をダイバージェンスと呼ぶわけです。ダイバージェンスはトレンド転換の兆候を示す指標となっているのですが、必ずしも転換が起きるものではありませんが、ダイバージェンスを見つけると相場を予測することができたりしますので、いつも意識しておくと良いでしょう。

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