バイナリーオプションのデメリットについておさらい

バイナリーオプションは株やFXと同じような金融投資のひとつとして数えられています。株やFXと違い、特に日本国内においては知名度的にはあまり高いとは言えません。バイナリーオプション人口もどれくらいかは正確に把握できていませんが、おそらく数万人ぐらいであろうと言われており、市場としてはあまり広くないのが特徴です。

とはいえ、バイナリーオプションはシンプルでわかりやすい投資形態ということもあり、最近では知名度も以前に比べると増えてきたようではありますが、バイナリーオプションもしっかりと為替相場について学んだ上で行わなければ、勝てるものも勝てません。実際のところバイナリーオプションを行うにあたってデメリットにはどんなことがあるのでしょうか?

今回は、そんなバイナリーオプション取引をする際のデメリットについて見ていきたいと思います。

バイナリーオプションについておさらいしよう

バイナリーオプションとは、通貨ペアの為替レートが一定時間経過した後、目標レートより上がるか下がるかを予想する取引のこと。バイナリーオプションとは造語であり「バイナリー」は二進法のことを指し、0か1かで表現されるものですね。また「オプション」とは、オプション取引を言います。決まった日時に決まった値段で購入または売却する権利を売買する取引を意味しており、「権利」を売買しているのがバイナリーオプションです。

バイナリーオプションの取引形態

バイナリーオプション取引は以下のようなステップで進みます。

ステップ1. 通貨ペア選択

値動きしているあらゆる通貨の中から取引する通貨ペアを選択します。ここで選ぶことができる通貨ペアは「米ドル/円」「ユーロ/円」「ポンド/円」などさまざまです。取り扱い通貨ペアはバイナリーオプション業者によっても異なります。どの通貨ペアを選ぶべきか悩んでしまうといった場合には、クロス円の中でも流通量が多くなじみの深い「米ドル/円(USD/JPY)」を選択すると安心です。

ステップ2. 一定時間後の為替レートを選択

次に先ほど選択した通貨ペアが一定時間経過したあとに「上がる」のか「下がる」のかを予想します。取引を素早く終了させたい場合には、判定時間を1分や5分で設定すると良いでしょう。しかし、ゆったり時間をかけたい場合には、30分や1時間といった時間も選択可能です。

ステップ3. チケット購入

通貨ペアを決めて値動きの予測を行ったら「上がる」か「下がる」かのチケット購入を行います。自由に金額設定は可能です。チケット購入をもって取引スタートとなります。

ステップ4. 取引結果確定

チケットを購入してから判定時刻が経過すると取引結果が出ます。ここで「上がる」「下がる」の値動きが当たったかどうかが自動判定されます。

ステップ5. 支払い

一連の取引の中で値動きの予測が当たればチケット購入金額に加えて報酬を受け取ることができます。一方、外れた場合には報酬はなく、チケットの購入金額を失ったうえ取引終了となります。

バイナリーオプション取引の種類

バイナリーオプションの取引には大きく3つの種類があって、それぞれ判定方法が異なっています。

判定方法
ラダー取引 目標レートよりも「高い・低い」で判定されます。

バイナリーオプションで最もメジャーな取引方法です。

レンジ取引 判定時刻に目標レートの範囲内に入っているかどうかで判定されます。

値動きが少ない相場向きです。

ワンタッチ取引 判定時刻までに目標レートへ到達したかで判定されます。

海外バイナリーオプションのみで行われる取引方法です。

この中で一番シンプルかつわかりやすいのはラダー取引となります。国内・海外どちらのバイナリーオプションにも適用されており、バイナリーオプション初心者におすすめの方法となっています。

バイナリーオプションのデメリットについて

バイナリーオプションには以下のようなデメリットが存在します。バイナリーオプションはシンプルな投資であるがゆえにあまり特筆すべきデメリットがあるわけではありません。

 

デメリット
  • ギャンブルトレードになる可能性がある
  • 短期間で大金を稼ぐことはできない
  • 情報が少ない

ギャンブルトレードになる可能性がある

バイナリーオプションは、やり方を間違えるとギャンブルトレードになってしまう可能性がある点がデメリットです。バイナリーオプションは二者択一のどちらかを選ぶタイプの投資形態ですので、カジノや博打のようなギャンブル的な感覚で投資を行ってしまうことがあります。つまり、バイナリーオプションで連勝が続いたりすると、熱くなりすぎて我を忘れて投資に没頭してしまいかねません。その結果負けてせっかく得た利益をすべて失ってしまい可能性が高くなります。そうならないためにも、資金上限を決めてバイナリーオプションに取り組む、利益の一部をしっかりとプールしておくといった基本中の基本動作が必要です。

たとえば、ギャンブルトレードを誘発するものとして、リスクをともなう危険な手法の中にはマーチンゲール法などがあります。

マーチンゲール法とは、バイナリーオプション取引において負けるたびに取引金額を2倍に増やしていくやり方です。倍プッシュとも呼ばれるような手法で、カジノなどのギャンブルでよく用いられます。マーチンゲール法は取引金額を2倍にすれば1回の勝ちで損失を回収できるかもしれませんが、その一方で負けると損失も2倍となってしまいかねません。理論上はいつでもプラスマイナスゼロにすることが可能ではあるものの、豊富な資金があってのことです。そうでなければ大きな損失につながってしまうため、安易に手を出さないよう自己抑制しなければならないことを肝に銘じておきましょう。

短期間で大金を稼ぐことはできない

バイナリーオプションは、短期間で大金を稼ぐことができるタイプの投資形態ではありません。1回1,000円だったり(国内バイナリーオプションの場合)最大投資金額が決められていたり(海外バイナリーオプション)するため、こつこつと利益を積み重ねていくタイプの投資です。そのため、きちんと自己理論の保持や資金管理の徹底することによって、勝率を高められれば、FXや株式投資と比べても十分な利益を出すことができるのがバイナリーオプションです。一攫千金を狙いたいといった投資を目指している方にはバイナリーオプションはおすすめできません。

情報が少ない

バイナリーオプションは、株やFXなどの金融投資に比べると明らかに出回っている情報が少ないです。その理由は、やはり二者択一による上がるか下がるかを予想するというシンプルな取引のため、他の金融商品と違って攻略法や戦略といったものがあまり多くないことがあると思われます。もちろん、単に上がるか下がるかを予想するだけでは確率は50%、2回に1回は勝てる計算になりますが、為替相場に関する知識や世界情勢に関する情報のインプットなどを怠っていれば勝てる菖蒲も勝てません。バイナリーオプションの書籍は非常に少ないため本で知識を得るというよりはネットなどの情報を拾うか、公式サイトが提供しているデモ取引で実践しながら覚えていくのが一番の近道です。くれぐれも怪しいバイナリーオプションセミナーや講座に参加しないようにしましょう。高額商品を買わされるのがオチです。

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